ネタバレあり 【Bハナブサへようこそ】の雑記を書いてくよ~
4編の短編を読んで一番面白かったのは、3番目の【テケテケ】です。
他の短編は日常で起きた殺人事件を取り扱ってましたが、テケテケでは舞台がドイツとスケールが拡大したのが好きです。
また、関係者しか入れないフロアや一定時間後に閉まるドアなどワクワクする設定が盛り込まれいるのが良かった。
トリックはサマータイムを利用したアリバイトリックと種が解れば何てことのない物だったが随所にヒントが盛り込まれていたのにも関わらず私は解けなかったです。悔しい…。
逆に一番残念だったのは1番目の【バンキング】です。
トリックがドアの裏に隠れて後から来たように見せるって…。
児童書のミステリーなら納得ですが、鮎川賞を受賞された作品だっただけにショックでした。
また、1番目のトリックがそれだっただけに続きを読むのが恐ろしくなり1週間くらい読了に時間がかかりました。
ストーリーは良かったです。多くの常連客達の議論からヒントを得て謎を解く。4番目の【マスワリ】はその集大成が見ることが出来て満足感のある作品でした。
残念な部分も記載しましたが今後も内山純先生の作品は読んでいきたいと思える作品ではあったと思います。
以上で雑記は終わります。
ここまで読んで下さってありがとうございます。ではノシ